渋谷防災キャラバン

レポート

Vol.7[新橋地区]
「親子で備える『親子防災』」

子どもと一緒に災害時のイメージを。親子で備える「親子防災」

ビジネスでもレジャーでも、多くの人が集う渋谷。しかし、人が多いがゆえ、災害時の課題が多いのも事実です。「渋谷」と言っても、再開発が進む渋谷駅周辺もあれば、緑豊かな公園も、昔からの生活が残る住宅地もあります。それぞれのエリアで防災のポイントは違うのです。

2021年度の渋谷防災キャラバンは「“地域防災” を考えよう」をテーマにYouTube動画を配信します。動画では、渋谷区内11地区それぞれの防災における“特性”を、現地取材やキーマンへのインタビューを通じて紹介。地域に根ざした情報をお届けします。

動画コンテンツのvol.7は「新橋地区 親子防災」。小さなお子さんがいるファミリーが知っておくべきこと、考えておくべきことをまとめました。新年を迎える前に、しっかりと確認しておきましょう。

地域住民と来街者の接点のた世代を超えて集える児童館が親子防災のハブ

風がずいぶんと冷たくなってきた恵比寿ですが、街なかにはたくさん親子が遊んだり、買い物をしたりしています。取材チームがまず向かったのは恵比寿ガーデンプレイスの程近くにある児童館「景丘の家」です。ここは「こどもと食」をテーマに、あらゆる世代が集まり、寄り添う施設。館長の尾見紀佐子さんが館内を案内してくれました。

地上3階、地下2階の建物の中には、みんなで囲める囲炉裏や土間、縁側、乳幼児が穏やかな時間を過ごせるおやこフロア、小中高校生たちが体を動かしたり、会話を楽しむことのできるプレイフロアなどがあります。建築・内装のデザインもとても洗練されていて、取材チームもうっとりでした。

今年、東日本大震災を知らない世代の子どもたちのために、震災にちなんだのイベントを行ったそう。こうした施設のコミュニティや催しを通じて、防災に関する情報交換ができる機会はとても貴重ですね。

兵児帯(へこおび)を使った即席おんぶ・抱っこ紐

つづいてご登場いただいたのは、渋谷区助産師会の熊谷典子さんです。熊谷さんは8年前頃から、お母さんに必要な防災対策について啓発活動をしてきました。自身で作詞作曲した「安全確認の歌」をYouTubeチャンネルで公開するほど、とにかく積極的でパワフル。長年、子どもたちとお母さんのために、さまざまな工夫を重ねてきました。

1歳からでも、災害時のイメージを持っておくと、災害のダメージは減らせるそう。安全確認の歌は、簡単な歌詞と振り付けで、小さなお子さんでも防災時に必要な行動を体に染み込ませることができます。ぜひ熊谷さんのYouTubeチャンネルをご覧ください。

防災キャラバンの動画では、熊谷さんが日頃開催している親子防災講座の中で反響の大きい、防災時のおんぶと抱っこの仕方について、実演いただいきました。

防災豆知識:日頃のママバッグにちょっとした工夫を加えて防災バッグに

今回の防災豆知識では、渋谷に住んでいても遊びに来ていても、災害時に渋谷駅前にいたとしたら共通して気をお子さんの不測の事態に備えたママバック。普段の中身にプラスαするだけで、子どもの命をつなぐ防災バッグにもなります。

おしりふきはウェットティッシュとしても利用できます。液体ミルクなら防災時にも使えます。避難所のベビーフードは個々の乳幼児に合わせたものではないため、、自分でも持っておくと安心です。こうした親子防災の詳細は、防災キャラバンの動画を確認してください。

災害はいつ起きるかわかりません。日頃から少しずつ防災を意識し、災害に備えましょう。

次回もお楽しみに!